LDN通信 平成26年9月号

皆さんこんにちは、今年は日照時間が少なくて稲の生育が遅れて、いつもの年であれば穂が出ているのですがまだ出ない田んぼも多く見られます。
集中豪雨で被災された方々も多くて、自然の働きの大きさすさまじさに改めて驚愕する毎日です。
地球の気候変動の結果地球規模で災害が起きています。
欧州でもアメリカでも今まで経験しなかった事象が起こってしまう事になりました。
私たちはややもすると、目の前の事柄にばかり注意を払い全体を見つめる目を失う傾向があります。しかしコンビニの製品の多くはその原材料が世界の多くの国人々の恩恵でそこに並んでいるのです。又今着ている衣服も又貿易に依存しています。
そこで世界の人々の安寧と幸せを祈る事が、自らの命を守る事である事実に気づかされるのです。世界の平和と隣人の幸福を願う事は己の幸福を祈る事と同じ意味になります。
それは倫理的意味合いでなく、現実の生活の上での事です。
お互いの人権を尊重して、お互いの文化を理解して、互いの利益を担保しあう事これしか安心をもたらしません。争いは争いを生み憎しみは憎しみを生みます。
隣人の良き理解者は、それこそが良き地球人であると思いませんか。
人類の進化の過程で、狂暴な遺伝子は駆逐されながらこの種を保ってきた事は良く知られている事です。
社会性のある協調性のある種が生き残ってきていると人類学では言います。
隣人に涙する事、死者に花を手向ける事これこそが人類の霊性であるでしょう。
今日も穏やかな一日を過ごしましょう。