LDN通信 平成26年10月号

人は自分の運命についてあらかじめ予測がつきません。そこで自然変化に伴う老化が及ぼす体力の低下や病気など、ある程度予測可能な事柄はともかく、自然災害や事故突発的病気などは、多くの混乱を自己およびそれを取り巻く多くの人間関係、特には家族に多大な影響を与えます。
そこで危機管理、トラブルシューティングが必要です。まず心構え、財産の管理、人間関係の調整等です。
最悪の状態を想定してリスク管理をする。それは一見無駄のようですが、いざと言う時にはこれが力を発揮するのです。
心構えですが、常に人生は予想外の事又は望まぬ事が多く待ち構えているという自覚です。
健康の不安、家族構成の変化に伴うトラブルそこには思わぬ家族の死に伴う構造欠損、失業や倒産における経済的困窮、転勤や災害における住居の移転に伴う人間関係の変化、老化における能力の低下などが予想されます。
そこで財産資金の管理ですが生活の基礎である、収入と支出、貯蓄や投資のバランスの確認を常に怠らない事。
人間関係ですが常に信頼関係を築く努力を必要とします。日常のコミニュケイションを大切にする。いざとなるとこれが力を発揮します。家族との時間、近所とのお付き合い等普段ではあまり意識しない事柄ですが、これが大切です。
ともかくも、緊張感のある生活が自分を守ります。どうにかなるだろうではいざという時役に立ちません。
最悪を想定して、準備して、明るく今日を生きる。この事が本当に必要なのです。