LDN通信 平成26年11月号

現代の人間は多くのストレスにさらされています。自然環境の変化、温暖化に伴う災害の危機。複雑な社会が生み出す多大な情報。夜も眠らない光の海、社会機構の複雑化から来る分業化の進展、それに伴う人間関係の難しさ、肉体的成長と精神的適応のアンバランス、長い時間を必要とする教育期間等。
実際鬱病の増加は驚く数字をつけています。
さて、このストレス社会において身を守る術はあるのでしょうか。よく考えると絶望的気持ちになるのですが、そうは言っていられません。
まず、環境要因、自然と社会に向き合うわけですが。人は個々の能力と時間を活用して適応するわけです。
まずこの能力を正確に計る。次に時間を正確に計る。それから事に対処する。
環境との共存しか選択の道がないのが生物であります。そこでこの自然環境にしろ社会環境にしろより良きものになるように己を処していく、ここで否定的な感情や行動は捨ててかかる、その事が生きる力を生みだします。
この工夫の中に解決の糸口があるのです。あきらめてはいけません。
自然と友になり、社会と友になる、この考えの中に道は見えてきます。敵対の中からは解決の道筋は見えてきません。
自然を愛し、隣人を愛してみませんか。深い洞察の泉が湧くでしょう