LDN通信 平成27年4月号

幸せの条件は、無条件に人生を受け入れる事、自分を愛する事、人々を愛する事、世界の総てに感謝の祈りをささげる事、今自分があるのは皆さまのおかげです。
貴方はそのままで尊いと誰もが言ってほしい、しかし世間は相対的評価で構成されている。上下の別が生まれ、貧富の差が生じ、羨望と恨みに満ちている。
唯その中で、恨みを抱かず、蔑まず、生命の眞の価値を見抜きそれに準じて生きる人々は少ない。
古からの賢哲はよくそれをなして、人々の羅針盤と成りえた。深く思考してよく観じて真理を見抜く目を養い、真理の声を聞く耳を持つ、そこに世界の秘密が明らかにされ道が生まれる。
静かに思考して、真理を愛する人となる事は世界の宝となる事である。如何なるもの事も優れた人格以外に優れた事業をなしえない。
人生の目的を如何なるものにするか、生きる意味を何処に見出すか、これこそ最大の課題である。
自己においては豊かな人格と深い知性、社会においては平和で実りある世界、総ての思考人がたどり着く答えである。さて貴方はどう考えますか。
貴方の生き方は貴方のものだけではなく貴方を取り巻く総ての人のものでもあるのです。
生き方をよく考えてみてください。
そして貴方に続く未来に道を残すのです。