不登校支援ネット通信「西洋の家と日本の家」

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 前回は、近年の若者の弱点として「プライベート」と「パブリック」を区別する感覚が希薄になっている原因の一つとして、家庭外の社会との関係を調整する場として機能してきた「客間」の存在がなくなったことを指摘しました。ふだんあまり意識することはないかもしれませんが、客間だけでなく、家の間取りや構造は、自我の発達に大きな影響を与えていると思われます。今回から数回にわけて、このことについて考えてみたいと思います。
 「家」の素材、間取りや構造には、
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LDN通信 平成27年2月号

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国家や民族、個々人の関わりの中には多くの壁があります。まず言語の壁、文化伝統の壁、経済的利害の壁、これら一つ一つが多くの争いの火種となるのです。
おおよそ人はこの壁に仕切られた空間から物事を見たり考えたりするのです。思想信条の違いとはまさにその事を意味します。
己の思想信条を振りかざす前に、人間としての感覚を取り戻していかねばなりません。人に対する同情は己の痛みを他の人に感じることであり、別段変わった感情でもありません、しかしかたくなな心はそれを許しません。
際だったもの事に感動する人は多いかもしれませんが、しかし日常的な優しさや思いやりこそ平和の種なのです。誰もが赤い血が流れており、誰もが家族を愛し、己の痛みからは遠ざかりたいのです。
心の壁を取り除いて平和を実現しなければなりません。この壁を取り除くためには努力が必要です。己の壁を見つけてそれを壊す事、偏った生き方や考えを改める事、積極的に物事の違いと普遍を認識する事、そしてより良き言語で意志の疎通をはかる事です。
己の考えや、生き方に勝手に溺れてはいけません、反省と努力、つまり人間として脱皮し続ける事、自己変革の毎日が必要です。
世界の平和とは己の人格の円満こそがその種なのです。

LDN通信 平成27年 ー新年号ー

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ものの見方で世界は変わる。よく言われる事ですが、凡そ人の価値観や国家の利益とするところは互いに食い違う事が多々あります。特に利益の配分や権利の主張は互いの関係を緊張させ、行き着く先に争いを生み、最悪は戦争を引き起こします。
まず自分以外の人はその人なりの価値観を有する事、判断の基準がある事、行動規範がある事を熟知しなければなりません。
特に民族の違いや国家の成り立ちの相異は文化伝統の違いに起因し、よく宗教問題として取り扱われます。
かのインデラ、ガンジイのようにヒンズウとイスラムの狭間で銃弾に倒れる事になりかねません。
それほど事は根深いのです。
インターナショナルな人格であるとは実にこの事をよく自覚して、世界に貢献できる人なのです。
世界における行動基準となるところは、まさに相手の事をよく研究し調べ利害を調整する事なのです。
自分の判断を絶対視することは、止めねばなりません、その事が多くの血を世界に流さしめたのです。
正義のための戦いと言っては剣を抜き銃に弾を込め同じ同胞たる人に怒りを向けたのです。
智慧あるものは学ばなければなりません。愚かな人類の歴史から教訓の多くを、祈りをする時間に同胞の幸せと互いの理解をと、そう奉げてみてはいかがですか。

不登校支援ネット通信 「客間」と「プライベートとパブリックを区別する感覚」

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 前回,近年の若者の弱点として「プライベート」と「パブリック」の区別ができにくくなっている傾向があることを指摘しました。原因としては色々なことが複合しているものと思われますが,その大きな原因の一つとして家の間取りの中から「客間」というものの存在がなくなったことがあると考えています。これは「家の間取りと自我の発達に関係がある」という主張になります。多くの方にはかなり意外な考え方かもしれません。
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LDN通信 平成26年12月号

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さて今日の高度情報化社会、高エネルギー社会においては、これをコントロールする方法を誤ると個人の人格はもとより地球生態系の秩序さえいとも簡単に壊しかねない状況にあります。
情報ツールとしてのパソコンやスマートフォンは常に多大な情報を与え続け、この道具にすぎないものに依存する、又は支配される、振り回される結果となります。
情報を選択する基礎的知識又は感性を磨く事は必須の事と成り、オンとオフの切り替えのタイミングが計れている事、取り込んだ情報を咀嚼して新しい価値あるものを創り出す事、その事が作業として必要です。
細胞に限らす総てのもの事は、解放システムと閉鎖システムによって成り立っています。
情報の出し入れこれが解放システム、内において解析、分析したうえで情報を価値付ける事この事が閉鎖システムの中で行われる作業です。
つまりこの両者の微妙なバランスが健全な情報管理技術なのです。
多大な情報は整理され意味を付されて初めて力に変わります。そのままでは心を痛める脅威にすぎません。そこが良く理解されないと、人生は大きく歪みます。情報の中には悪意をもって流されるもの、根拠のないもの、誤ったもの等など様々あります。
情報を精練していく能力が問われています。
真実を見つめる目を持ち真理を聞く耳を働かせ、愛を感じる心を養う。とても重要な事です、知識が命を持つとはその事です。フィロソフィーしましょう、遥かなる古の賢者に思いを寄せて。