LDN通信 平成27年6月号

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おおよそ人の関心事は、現実として認識される。人の数ほど認識は様々な様相を呈する。それは個々人の人生の意味であり、譲れぬ価値だったりする。ここで問題なのは、それは真実にもとずく意味や価値ではなくとも既に存在する歴然とした存在意義なのである。
現実と言う世界は実に矛盾と葛藤に満ちている。生と死の狭間、得ることと失う事の狭間、愛と憎しみの狭間、これらの狭間で人は終わらぬ夜を過ごす。
どうしても人は己の意とする意味を人生に求め、あるいは求めさせられ、真実からは遠ざかる。
人は様々な脚本を描いて、それを演じる。現実と語る自分の脚本を演じ続ける。真実は行いの因果性であっても、人は己の欲求の実現に意味を見出す。生きると言う事は、様々な葛藤を背負い込むことであり、燃え盛る不満の炎の中で身を焼く事である。
そこから恨み、悲しみ、嫉妬や羨望等が渦巻きだすのである。
一度己の脚本を自我に引き出し、分析して、再評価を与え、修正して、統合していく必要がある。
己の人格に眠る、行動の動機、存在の動機は意識されないまま運命を構成し続ける。
賢く生きるには、この事をよく自覚して己を観察してパターンを見出す事である。
そこから真実にもとずく世界観や人生観の構築が容易になる。

診療無料相談日

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無料相談日は月の第四週日曜日午後となります。
場所は薬師堂で行われます

LDN通信 平成27年5月号

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人間の観念は時代を経てさまざまに累積され文化を構成し、又発展してきた。
宗教や芸術のみならす、政治や経済等々にも及ぶ。
人間は観念を生みだして、又それに縛られる。
それゆえ争いを正当化して歴史に爪痕を深く刻む。観念は言語として人々の記憶に残され、遺産となる。
この相対の世界は又差異の世界でもある。
観念は多くの場合この差異の体系の根拠となる。
詰まりは言語の根拠なのである。
存在と言語の不可分性は実に用として巧みである。
観念において考えられたもの事は、数字に置き換えられてビルとなり車となる。
はたまた運動の原理を言語で証明して、宇宙空間に衛星を飛ばす。
行動は言語に翻訳されて記憶にとどまり、又言語はその行動を思い起こさせる。
より良く思考してより良く語る事は、より良き人生を送る元となる。
正語することは己の心を修め、行動を制することとなる。言葉の力の偉大さと観念の力をよく理解して生きる事が人としての教養である。

田圃でレンゲが咲いています

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レンゲが咲いた田圃の写真

真言寺あぐり米の田圃では、レンゲの花が真っ盛りです。(4月27日現在)

化学肥料の使用を無くしたり、減らしたりするために、稲藁を土の中に鋤込んだり、このようにレンゲを植えたり、稲藁を鋤込んだりして、養分を補うようにしています。

しばらくすると、このレンゲも土の中に鋤込んで、いよいよ田植えの始まりです。

最近の野菜セットの写真

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お野菜セットの写真

月2回のペースで、あぐり倶楽部でお送りしている、「熊本のお野菜セット」の写真と内容をご紹介するページができました。

献立の準備に間に合うように、出荷当日中の掲載を心がけています。

また、季節により内容が変化しますので、ご注文の参考になさって下さい。

LDN通信 平成27年4月号

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幸せの条件は、無条件に人生を受け入れる事、自分を愛する事、人々を愛する事、世界の総てに感謝の祈りをささげる事、今自分があるのは皆さまのおかげです。
貴方はそのままで尊いと誰もが言ってほしい、しかし世間は相対的評価で構成されている。上下の別が生まれ、貧富の差が生じ、羨望と恨みに満ちている。
唯その中で、恨みを抱かず、蔑まず、生命の眞の価値を見抜きそれに準じて生きる人々は少ない。
古からの賢哲はよくそれをなして、人々の羅針盤と成りえた。深く思考してよく観じて真理を見抜く目を養い、真理の声を聞く耳を持つ、そこに世界の秘密が明らかにされ道が生まれる。
静かに思考して、真理を愛する人となる事は世界の宝となる事である。如何なるもの事も優れた人格以外に優れた事業をなしえない。
人生の目的を如何なるものにするか、生きる意味を何処に見出すか、これこそ最大の課題である。
自己においては豊かな人格と深い知性、社会においては平和で実りある世界、総ての思考人がたどり着く答えである。さて貴方はどう考えますか。
貴方の生き方は貴方のものだけではなく貴方を取り巻く総ての人のものでもあるのです。
生き方をよく考えてみてください。
そして貴方に続く未来に道を残すのです。

LDN通信 平成27年3月号

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理想とする人格に普遍的価値の創造と、多くの人々の利益を追求して福利をもたらす事、が挙げられます。
それは個人の利益を超えて多くの人々の幸福を追求するという、普遍的人格の存在によって成し遂げられる事柄です。この事は優れた判断能力のみならず高い志、つまりは聖なるものに対する内在的気づきが必要となります。教育の目指す目的がこれを探し出す事を可能とする知識の伝達や感性の育成でありたいものです。
限られた人生の時間の中で己の行くべき道を探し出し、自己実現することはかなり困難を極めます、それでも、己の為すべき事に心を専中し悔い少なく生きることは人生の理想です。その事のために、哲学できる環境と助力を社会全体で創り出す必要があります。
人間の思考力はもろ刃の剣です、よく整えられ訓練された心は豊かな人生と社会を創ります。すさんだ心と乱れた思考は己を破たんに導き社会に暗い影を落とします。
物事の善悪はまさにここに起因しています。
世界の平和と繁栄は優れた思考人をどれだけ排出できたかによると言っても過言ではありません。
世界の人々に哲学する時間と場所を与える。これが人類の未来の光明となると思いませんか。
貴方の前にいるその幼子が未来の平和の騎士になるかもしれません。アフリカの飢餓に苦しむ難民の中に生れた幼子が未来の希望になるかも知れません。
世界の人々がより良き思考人たる事を望んでやみません。

竹の子掘り体験

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竹の子の写真

春には、真言寺巡礼道そばにある竹林で、竹の子掘り体験を実施しています。
あぐり倶楽部のサイトに、ご紹介のページができました。

不登校支援ネット通信「西洋の家と日本の家」

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 前回は、近年の若者の弱点として「プライベート」と「パブリック」を区別する感覚が希薄になっている原因の一つとして、家庭外の社会との関係を調整する場として機能してきた「客間」の存在がなくなったことを指摘しました。ふだんあまり意識することはないかもしれませんが、客間だけでなく、家の間取りや構造は、自我の発達に大きな影響を与えていると思われます。今回から数回にわけて、このことについて考えてみたいと思います。
 「家」の素材、間取りや構造には、
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LDN通信 平成27年2月号

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国家や民族、個々人の関わりの中には多くの壁があります。まず言語の壁、文化伝統の壁、経済的利害の壁、これら一つ一つが多くの争いの火種となるのです。
おおよそ人はこの壁に仕切られた空間から物事を見たり考えたりするのです。思想信条の違いとはまさにその事を意味します。
己の思想信条を振りかざす前に、人間としての感覚を取り戻していかねばなりません。人に対する同情は己の痛みを他の人に感じることであり、別段変わった感情でもありません、しかしかたくなな心はそれを許しません。
際だったもの事に感動する人は多いかもしれませんが、しかし日常的な優しさや思いやりこそ平和の種なのです。誰もが赤い血が流れており、誰もが家族を愛し、己の痛みからは遠ざかりたいのです。
心の壁を取り除いて平和を実現しなければなりません。この壁を取り除くためには努力が必要です。己の壁を見つけてそれを壊す事、偏った生き方や考えを改める事、積極的に物事の違いと普遍を認識する事、そしてより良き言語で意志の疎通をはかる事です。
己の考えや、生き方に勝手に溺れてはいけません、反省と努力、つまり人間として脱皮し続ける事、自己変革の毎日が必要です。
世界の平和とは己の人格の円満こそがその種なのです。